DVA-C02トラブルシューティングと最適化HARD複数選択

あるチームが本番環境でX-Rayを使ったトレーシングを最適化したい。現在の設定では1秒間に1リクエスト+残り5%をサンプリングするデフォルト設定を使っており、一部の低頻度な重要エンドポイント(管理者操作API)はトレースが全く取れていない。設定の改善策として正しいものを2つ選択してください。

  1. A. CloudTrailで管理者操作APIへのアクセスをすべてログに残すことでX-Rayのトレース不足を補う
  2. B. X-Rayのサンプリングルールに優先度(Priority)を設定して、管理者操作APIのルールをデフォルトルールより高い優先度にする
  3. C. X-Rayのカスタムサンプリングルールを作成してURLパターン別にサンプリングレートを設定し、管理者操作APIのパスには100%サンプリングを適用する
  4. D. 管理者操作APIのLambda関数内でX-Ray SDKのForceTraceメソッドを呼び出してそのセグメントを強制的にサンプリング対象にする
  5. E. デフォルトのサンプリングレートを100%に変更してすべてのリクエストをトレースする
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正解: B, C

低頻度の重要エンドポイントへのサンプリング対応には2つのX-Ray機能が重要。カスタムサンプリングルール(選択肢C)はURLパス・HTTPメソッド・サービス名・ホスト名などに基づいてルールを定義し、例えば「URLが/admin/*に一致するリクエストは100%サンプリング」という設定が可能。これにより低頻度でも重要な管理者操作は必ずトレースできる。サンプリングルールの優先度(Priority)設定(選択肢B)は複数のサンプリングルールが存在する場合の適用順序を決定する重要な概念で、数値が小さいほど優先度が高い。デフォルトルール(Priority=10000)より低い数値を管理者APIルールに設定することで、管理者APIには確実にカスタムルールが適用される。選択肢Eの全トレースは小規模システムでは可能だが、高トラフィック環境ではコストとオーバーヘッドが膨大になり推奨されない。選択肢DのForceTraceはX-Ray SDKの標準APIには存在しない(SamplingDecisionはルールで制御)。選択肢AのCloudTrailはAPIコールの監査であり、X-Rayのパフォーマンストレース情報(実行時間・サブセグメント・エラー詳細)の代替にはならない。

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