SC-900(セキュリティ・コンプライアンス・ID 基礎)の難易度・勉強法と演習問題150問【無料】
合格ライン 70% / 制限時間 45分 / 収録 150問(すべて無料・登録不要)
試験概要
SC-900はMicrosoftのセキュリティ・コンプライアンス・IDに関する入門認定試験だ。クラウドセキュリティの基本概念から、Microsoft Entra(旧Azure AD)・Microsoft Defender・Microsoft Purviewといった具体的な製品群まで、幅広く浅く問われる。ITエンジニアに限らず、コンプライアンス担当・法務・管理職など非技術職の受験者も少なくない。
試験範囲は4つの領域に分かれる。セキュリティ・コンプライアンス・IDの基礎概念(10〜15%)、Microsoft Entraの機能(25〜30%)、Microsoft Defenderをはじめとするセキュリティソリューション(35〜40%)、そしてMicrosoft Purviewなどのコンプライアンスソリューション(20〜25%)。Microsoftがセキュリティ製品の名称を大幅に刷新した関係で、旧名称(Azure AD、Azure Sentinelなど)と現在の名称(Microsoft Entra ID、Microsoft Sentinel)を対応させて覚えておく必要がある。
合格するとMicrosoft Certified: Security, Compliance, and Identity Fundamentalsバッジを取得できる。有効期限はなく、一度取得すれば更新不要だ。セキュリティ方面に進みたい人がSC-200やSC-300などの上位試験を目指す前の足がかりとして使うことが多い。
難易度
難易度はFundamentalsレベルの中でやや高めという評価が多い。AZ-900やDP-900と比べて、製品名・サービス名の種類が多く、似た名称のツールを区別しながら覚える必要があるためだ。たとえばMicrosoft Defenderには複数のサービスラインナップがあり、それぞれの守備範囲を混同しやすい。
出題数は40〜60問、試験時間は45分(着席総時間は約65分)。合格スコアは700/1000だ。問題の多くは概念や用途の理解を問うもので、技術的な実装手順まで求められることはない。ただし「ゼロトラスト」「最小権限の原則」「多要素認証」といったセキュリティの考え方は、言葉だけでなく意味まで理解しておかないと本番で引っかかる。
「MicrosoftのツールがどういうシナリオでAzureのどのレイヤーを守るのか」という視点で整理すると、個別のサービス名が頭に入りやすい。製品名の暗記から入ろうとすると、途中でつらくなる。
勉強法
Microsoft Learnの「セキュリティ、コンプライアンス、ID の基礎」ラーニングパスから始める。日本語で読め、モジュールごとにナレッジチェックが用意されている。全体で10〜15時間が目安で、まずはここでサービスの名前と役割を一覧で把握することを優先する。
ラーニングパスを一周したら、弱い領域を特定して集中的に読み直す。特にMicrosoft Entra(ID管理)とMicrosoft Defender各製品の区別は間違えやすいので、表にまとめて自分で整理してみると記憶への定着が違う。セキュリティの用語は実務で聞いたことがある言葉と結びつけるとぐっと覚えやすくなる。
仕上げはこのページ下の演習問題で繰り返し確認する。間違えた問題の解説を読み、公式ページに戻って確認する往復を続ける。勉強期間は、IT経験者なら2週間前後、未経験なら1か月前後が現実的な目安だ。Microsoft Security Virtual Training Dayに参加すると受験料の無料バウチャーがもらえることがある。
よくある質問
試験は何問・何分ですか?
出題数は40〜60問、試験時間は45分です。受付・説明込みの着席時間は約65分になります。
受験料はいくらですか?
日本では12,980円(税込)が目安ですが、価格は改定されることがあります。申し込み前にPearson VUEまたはMicrosoftの認定資格ページで最新の金額を確認してください。Microsoft Security Virtual Training Dayを受講すると無料バウチャーがもらえる場合もあります。
AZ-900を先に取るべきですか?
必須ではありません。SC-900はAZ-900を前提としておらず、単独で受験できます。ただし、Azureの基本的な仕組みをまだ知らない場合は、AZ-900の内容を先に確認すると、SC-900のサービスをどのクラウド層が守っているのかが理解しやすくなります。
不合格になったら何日後に再受験できますか?
1回目の不合格後は24時間待てば再受験できます。2回目以降の失敗は14日間の待機が必要で、同一試験を12か月以内に受けられる上限は5回です。
合格スコアと有効期限を教えてください。
合格スコアは1000点満点中700点です。Fundamentals認定に有効期限はなく、一度取得すれば更新不要で永続します。
2026年時点で廃止・改訂の予定はありますか?
2026年6月時点でSC-900の廃止予定は発表されていません。なお同じ「-900」番台でもMS-900(Microsoft 365 Fundamentals)は廃止済みで、SC-900とは別の試験です。試験内容は随時更新されるため、受験前に公式の試験ページで最新の出題範囲を確認することをお勧めします。
出題ドメイン構成(収録問題の内訳)
| ドメイン | 収録数 |
|---|---|
| セキュリティ、コンプライアンス、および ID の概念 | 19問(13%) |
| Microsoft Entra の機能 | 41問(27%) |
| Microsoft セキュリティ ソリューションの機能 | 56問(37%) |
| Microsoft コンプライアンス ソリューションの機能 | 34問(23%) |
収録問題一覧(全150問・解説つき)
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- ある企業が取引先のB社システムにアクセスする際、自社のMicrosoft Entra ID(Azure AD)アカウント…
- ある企業がMicrosoft 365とSalesforceを併用しており、従業員がそれぞれに別々にログインしなければなら…
- ある組織のセキュリティ担当者が、Active Directoryなどのディレクトリサービスが果たす役割を整理しようとして…
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- ある企業がゼロトラストアーキテクチャを導入しようとしている。ゼロトラストの原則に基づいた実装アプローチとして正しいものを…
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- ある中規模企業がEntra IDでユーザーとグループを管理している。セキュリティグループと Microsoft 365グ…
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- ある企業が多要素認証(MFA)を導入しようとしている。セキュリティ担当者は「フィッシング攻撃に対して最も耐性が高い認証方…
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- ある企業のセキュリティ管理者が、リモートワーク中の社員が会社所有のデバイスから社内アプリにアクセスする際はMFAを不要と…
- ある組織のIT管理者が、ユーザーが会社のアプリにサインインする際に特定の条件を満たさない場合はアクセスを完全にブロックし…
- ある企業が条件付きアクセスポリシーを設定している。「全社員が社内基幹アプリにアクセスする際、準拠デバイス(Complia…
- ある企業のセキュリティアーキテクトが、Entra IDのロールとAzureのロールベースアクセス制御(RBAC)の違いに…
- ある企業がEntra IDの条件付きアクセスポリシーを設計している。「クラウドアプリへのアクセスをゼロトラスト原則に基づ…
- ある企業のグローバル管理者が、Entra ID Protection のユーザーリスクポリシーを設定した。「高リスク」と…
- ある企業がEntra IDのアクセスレビュー機能を導入した。四半期ごとに部門マネージャーが自分の部門メンバーのグループア…
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- ある企業がMicrosoft Entra ID Governanceのエンタイトルメント管理(Entitlement M…
- ある企業のセキュリティチームがPIM(Privileged Identity Management)のアクセスレビューを…
- ある企業がMicrosoft Entra ID Protection を使用してリスクベース条件付きアクセスポリシーを設…
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- ある企業がEntra IDのグループに基づいてアプリケーションのライセンスを自動割り当てる仕組みを構築したい。新入社員が…
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- ある企業がMicrosoft Entra IDの認証方法を検討している。Entra IDがサポートするパスワードレス認証…
- ある企業がEntra ID に登録されたエンタープライズアプリケーションの管理について検討している。「アプリの割り当て(…
- ある企業がMicrosoft Entra B2Cを使ったコンシューマー向けモバイルアプリの認証基盤を構築しようとしている…
- ある大企業のアーキテクトがEntra IDのハイブリッドID構成を検討している。パスワードハッシュSync(PHS)、パ…
- ある企業がEntra IDで動的グループ(Dynamic Groups)を活用したユーザー管理を導入している。動的グルー…
- ある企業のEntra ID管理者が、「ユーザー管理者」ロールと「パスワード管理者」ロールの違いについて調べている。パスワ…
- ある企業のセキュリティチームがMicrosoft Entra ID Protectionを導入した。Entra ID P…
- ある企業のセキュリティ管理者が、ゼロトラストセキュリティモデルを実装するために Entra ID の条件付きアクセスを使…
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- ある企業がAzureセキュリティベースラインを使ってAzure Storageアカウントのセキュリティを強化したい。セキ…
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