ある金融機関がオンプレミスの VMware vSphere 環境(50 台の VM)を AWS に移行しようとしています。移行の制約として、④アプリケーションへの変更は一切不可、②ダウンタイムは各アプリケーションで最大 30 分以内、①移行後も 3 か月間はオンプレミスへのロールバックができる必要があります。これらの要件を満たす最も適切な移行戦略はどれですか?
- A. オンプレミスの VM から AMI を作成し、一括でインポートする(AWS VM Import/Export)。3 か月後に古い VM を廃止する
- B. AWS Application Migration Service(MGN)を使って VM のブロックレベルの継続的レプリケーションを行う。テスト完了後、カットオーバーウィンドウ(30 分以内)でのカットオーバーを実施する。MGN はオリジナルの VM を変更せず、3 か月後に MGN のソースサーバーを削除するまでロールバックが可能な期間を維持できる
- C. Terraform でオンプレミスと同等のインフラをコードとして AWS に再構築し、アプリケーションを再デプロイする
- D. AWS Server Migration Service(SMS)を使って VM をレプリケートし、完全に準備ができてからカットオーバーする
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正解: B
AWS MGN はブロックレベルの継続的レプリケーション(CDC)でオンプレミス VM のデータを AWS に継続的に同期します。カットオーバー時は最後の差分のみ同期するため数分〜30 分でカットオーバーが完了します。アプリケーションへの変更は一切不要です(リフト&シフト)。ソースサーバーを保持したままにすることで、ロールバックが必要な場合はオンプレミスの VM を再開できます。 D: SMS は MGN の前世代のサービスで、現在は MGN の使用が推奨されています。SMS はサーバー単位のイメージ(AMI)ベースのレプリケーションで、継続的なブロックレベル同期ではありません。 A: VM Import/Export は一時点のスナップショットをインポートするもので、継続的な差分同期ができず、30 分以内のカットオーバーの保証が困難です。 C: インフラの再構築とアプリケーションの再デプロイは「アプリケーションへの変更は一切不可」という要件に反します。