ある企業が Azure File Sync を導入してオンプレミスのファイルサーバーと Azure Files を同期させている。オンプレミスサーバーのディスク容量が不足してきたため、クラウド階層化(Cloud Tiering)を有効にしたい。クラウド階層化を有効にした場合の動作として正しいものはどれか。
- A. アクセス頻度の低いファイルは Azure Files にのみ存在し、オンプレミスにはスタブ(プレースホルダー)が残る
- B. クラウド階層化はファイルをアーカイブ層に移動するため、アクセス時に最大 15 時間かかる
- C. すべてのファイルがリアルタイムで Azure Files にアップロードされ、オンプレミスには複製が残らない
- D. クラウド階層化はファイルを自動的に暗号化してから Azure Files にアップロードする
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正解: A
クラウド階層化(Cloud Tiering)を有効にすると、Azure File Sync はアクセス頻度の低いファイルを Azure Files クラウド側にのみ保存し、オンプレミスサーバーには小さなスタブファイル(リパースポイント)を残す。ユーザーがスタブファイルを開くと透過的にクラウドから呼び出されてアクセスできる。これによりオンプレミスのディスク使用率を設定したボリューム空き容量ポリシーや日付ポリシーで管理できる。すべてのファイルを削除する動作ではなく、よく使うファイルはキャッシュとしてオンプレミスに残る。クラウド階層化は Azure Files のホット/クール/アーカイブ層とは別の機能であり、リハイドレート遅延とは無関係である。暗号化は Azure Files の保存時暗号化の機能であり、クラウド階層化の説明としては不正確である。
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