ある企業が Azure BLOB ストレージのライフサイクル管理ポリシーで以下のルールを設定している:「最終変更日から 30 日後にクール層へ移動、90 日後にコールド層へ移動、365 日後にアーカイブ層へ移動、730 日後に削除」。コンプライアンス監査でこのポリシーの問題点が指摘された。アーカイブ層からコールド層またはホット層へのリハイドレートが必要になった場合に発生するコストとして認識すべき重要事項はどれか。
- A. アーカイブ層のデータを ZRS に変更することでリハイドレートなしにアクセスできる
- B. ライフサイクルポリシーで移動した BLOB はリハイドレートできないため削除が必要
- C. アーカイブ層のデータは Azure Backup を使わないとリハイドレートできない
- D. アーカイブ層からホット層またはクール層へのリハイドレートには GB あたり読み取り料金(標準優先度)と早期削除料金(180 日未満)が発生する
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正解: D
アーカイブ層はオフライン層のため、ホット層またはクール層(またはコールド層)へのリハイドレートが必要であり、この際に GB あたりのデータ取り出し料金(読み取り操作コスト)が発生する。さらに、アーカイブ層では 180 日間の最低保存期間が設定されており、それより前にリハイドレートした場合は 180 日に満たない残り期間分の早期削除料金が課される。これらのコストは予算計画時に考慮する必要がある。アーカイブ層はネイティブの Set Blob Tier / Copy Blob 操作でリハイドレートでき、Azure Backup は不要。ライフサイクルポリシーで移動した BLOB でも通常のリハイドレート操作は可能。アーカイブ層のデータは ZRS をサポートしておらず(LRS のみ)、ZRS に変更してもアーカイブ状態のまま直接アクセスはできない。