ある企業が新しいEコマースサービスを立ち上げた。最初の6ヶ月は利用者が少ないが、1年後には大規模なプロモーションキャンペーンを予定しており、一時的に通常の10倍のトラフィックが予想される。キャンペーン後は通常規模に戻る見込みである。クラウドのどの特性がこのシナリオで最大のコストメリットをもたらすか。
- A. 高可用性:サービスが常に稼働していることを保証する
- B. 弾力性(エラスティシティ):トラフィックに応じてリソースを増減させ、余剰リソースに無駄な費用を払わない
- C. 予測可能性:月次コストを事前に正確に予測できる
- D. 信頼性:データセンター障害が発生しても自動的に復旧する
解答と解説を見る
正解: B
弾力性(エラスティシティ)により、キャンペーン期間中だけリソースをスケールアウトし、終了後にスケールインすることで、ピーク対応のためにオンプレミスで過剰なハードウェアを保持する必要がなくなる。これが「使った分だけ支払う」従量課金と組み合わさることで最大のコストメリットを生む。選択肢Aの高可用性は稼働継続性の確保であり、コスト最適化とは直接関係しない。選択肢Cの予測可能性は弾力的なスケーリングとは逆の概念で、変動するリソースのコストを正確に予測することは難しい。選択肢Dの信頼性は障害復旧に関する特性で、コスト最適化とは別の話である。