ある小売企業がクラウドとオンプレミスの総所有コスト(TCO)を比較検討している。クラウドのTCO計算において「オンプレミスでは見えにくいが実際にかかっているコスト」として最も重要なものはどれか。
- A. インターネット回線費用
- B. ソフトウェアライセンス費用
- C. バックアップメディアの購入費用
- D. データセンターの床面積・電力・冷却・人件費などの間接コスト
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正解: D
オンプレミスインフラのTCO計算でよく見落とされるのが、サーバー購入費以外の間接コストである。データセンターの賃料・床面積、電力消費と電気代、空調・冷却設備の維持費、ラック・ケーブル管理、ハードウェア保守契約、ITスタッフの人件費、廃棄費用などがすべてTCOに含まれる。Azureの「TCO計算ツール」はこれらを可視化して比較できる。選択肢Aのインターネット回線費用はクラウドとオンプレミスの両方で発生するため、比較上は大きな差異にならない場合が多い。選択肢BのソフトウェアライセンスはAzureハイブリッド特典で削減できるが、間接コストの中では相対的に可視化されやすい。選択肢Cのバックアップメディアは費用の一部だが、電力・冷却・人件費などと比べると小さな費用項目である。