ある金融機関が Azure Blob Storage にアーカイブ層で格納しているコンプライアンスレポートを緊急に取り出す必要が生じた。最短時間でデータを利用可能にするリハイドレーション方法はどれか。
- A. アーカイブ BLOB を直接ダウンロードする — リハイドレーション不要でそのまま読み取れる
- B. コピー操作でホット層のコンテナに直接コピーする — リハイドレーションより高速に即座に利用可能になる
- C. 高優先度リハイドレーション — 通常 1 時間以内で完了するが、コストが高くなる
- D. 標準優先度リハイドレーション — 通常 1〜15 時間で完了するが、最も一般的な方法である
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正解: C
アーカイブ層(Archive tier)の BLOB はオフライン状態で格納されており、読み取る前に「リハイドレーション」が必要である。高優先度(High-priority)リハイドレーションは 1 時間以内(10 GB 以下のオブジェクトであれば 1 時間未満)で BLOB をホット層またはクール層に移動し、最速でアクセス可能にする。コストは標準優先度より高い。選択肢 D の標準優先度は 1〜15 時間かかるため緊急取り出しには時間がかかる。選択肢 B のコピー操作はコピー先がホット/クール層であっても、ソースがアーカイブ層の場合は内部でリハイドレーション処理が発生するため、高優先度リハイドレーションより速くなるわけではない。選択肢 A はアーカイブ BLOB を直接読み取ることはできない(HTTP 400 エラーになる)。リハイドレーションなしではアクセス不可能な状態が Azure アーカイブ層の仕様である。