ある企業が、Amazon Route 53 を使ってグローバルに分散した Web アプリケーションのトラフィックを管理したい。ユーザーは最も近いリージョン(us-east-1 と ap-northeast-1)にルーティングし、いずれかのリージョンで障害が発生した場合は自動的にもう一方のリージョンにフェイルオーバーしたい。最も適切な Route 53 ルーティングポリシーの組み合わせはどれか。
- A. 単純ルーティングポリシーで両リージョンの ALB エンドポイントを A レコードに設定し、均等に分散させる。
- B. レイテンシーベースのルーティングポリシーで両リージョンの ALB に Route 53 ヘルスチェックを関連付ける。ヘルスチェックが失敗したリージョンには自動的にトラフィックが送られなくなる。
- C. 地理的ルーティングポリシーで日本ユーザーを ap-northeast-1 に、米国ユーザーを us-east-1 に固定する。フェイルオーバーは手動で行う。
- D. 重み付けルーティングポリシーで us-east-1 に重み 50、ap-northeast-1 に重み 50 を設定する。
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正解: B
レイテンシーベースのルーティングポリシーは、ユーザーのリクエストがどのリージョンのエンドポイントに最も低いレイテンシーでアクセスできるかに基づいてルーティングするため、自動的に最も近いリージョンにトラフィックを向ける。Route 53 ヘルスチェックをリソースレコードに関連付けると、ヘルスチェックが失敗したエンドポイントへのルーティングが自動的に除外され、フェイルオーバーが実現される。選択肢Aの単純ルーティングはヘルスチェックと組み合わせると1つのエンドポイントしか返せず、フェイルオーバーに向かない。また近いリージョンへのルーティングもできない。選択肢Cの地理的ルーティングはユーザーの地域に基づいて固定されるため、フェイルオーバーは手動が必要であり自動フェイルオーバー要件を満たさない。選択肢Dの重み付けルーティングは均等分散であり、最も近いリージョンへの優先ルーティングができない。
📚 関連サービスの解説: Elastic Load Balancing(ELB) ・ Amazon Route 53