ある企業が、Amazon S3 に大量の画像ファイルを保存している。最初の 30 日間は頻繁にアクセスされるが、それ以降は年に数回程度しかアクセスされない。アクセスが発生した場合は数秒以内(1〜2 秒)に取得できる必要がある。ストレージコストを最小限にしながらこの要件を満たす最も適切な S3 ストレージクラスの設定はどれか。
- A. S3 Intelligent-Tiering を使って AWS がアクセスパターンに応じて自動的にストレージクラスを選択するようにする。
- B. ライフサイクルポリシーで、作成から 30 日後に S3 Standard-IA(Infrequent Access)に移行する。
- C. すべてのファイルを S3 Standard ストレージクラスに保存し続ける。
- D. ライフサイクルポリシーで、作成から 30 日後に S3 Glacier Deep Archive に移行する。
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正解: B
S3 Standard-IA はアクセス頻度が低いデータに適したストレージクラスで、Standard より安価なストレージコストで提供される。取得リクエスト時のレイテンシーは Standard と同等(ミリ秒単位)で、1〜2 秒以内というアクセス時間要件を満たす。ライフサイクルポリシーで 30 日後に Standard から Standard-IA に自動移行することでコストを削減できる。選択肢CのS3 Standard では 30 日以降も高いストレージコストが発生し、コスト最適化の余地がある。選択肢DのGlacier Deep Archive は取得に 12〜48 時間かかるため、「1〜2 秒以内」という要件を満たさない。選択肢AのIntelligent-Tiering も有効な選択肢だが、各オブジェクトのモニタリング費用(月額 0.0025USD/1,000 オブジェクト)が追加で発生するため、アクセスパターンが明確に予測できる場合は Standard-IA への直接移行の方がコスト効率が高い。
📚 関連サービスの解説: Amazon S3