SAA-C03セキュアなアーキテクチャの設計MEDIUM単一選択

ある企業が、AWS Organizations で管理する複数のアカウントで AWS CloudTrail を有効化し、すべてのAPI アクティビティログを中央の監査アカウントの S3 バケットに集約したい。メンバーアカウントの管理者がCloudTrail を無効化したり、ログを削除したりできないようにしたい。最も適切な設定はどれか。

  1. A. AWS Security Hub を使用してすべてのアカウントのセキュリティイベントを集約し、CloudTrail の代わりに使用する。
  2. B. 各アカウントで個別に CloudTrail を設定し、ログを S3 バケットに送信する。IAM ポリシーで CloudTrail の無効化を制限する。
  3. C. CloudTrail Insights を有効化して異常な API アクティビティを検知する。
  4. D. AWS Organizations の管理アカウントから組織トレイル(Organization Trail)を作成する。組織トレイルはメンバーアカウントから無効化できず、ログは管理アカウントまたは専用の監査アカウントの S3 バケットに集約される。
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正解: D

AWS Organizations の管理アカウントから作成する組織トレイル(Organization Trail)は、Organizations 内のすべてのアカウントに自動的に適用され、メンバーアカウントの IAM 管理者は組織トレイルを無効化・削除できない(読み取り専用)。ログは指定した S3 バケット(監査アカウント)に集約される。S3 バケットのオブジェクトロックを有効にすることでログの改ざん・削除も防止できる。選択肢Bは各アカウントへの個別設定で管理コストが高く、IAM ポリシーによる制限は SCP や組織トレイルほど強制力がない(管理者はポリシーを変更できる場合がある)。選択肢AのSecurity Hub はセキュリティ所見の集約ダッシュボードであり、CloudTrail のログ収集を代替するものではない。選択肢CのCloudTrail Insights は API コールパターンの異常検知機能であり、ログの集約・保護には関係しない。

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