ある企業が、AWS のネットワーク関連コスト(データ転送費用)を削減したい。現在の構成では、2 つの VPC がピアリングされており、EC2 インスタンス間でリージョン内・AZ 間のデータ転送が大量に発生している。コスト削減策を 2 つ選択してください。
- A. VPC ピアリングを Transit Gateway に変更する。
- B. Amazon CloudFront を追加してデータ転送コストをさらに分散する。
- C. 同一 AZ 内の EC2 インスタンス間通信にプライベート IP アドレスを使用する(パブリック IP を使うと同一 AZ でもデータ転送料が発生する)。
- D. アプリケーションを再設計して、異なる AZ のインスタンスへの通信頻度を最小化するか、同じ AZ 内での通信を優先する(AZ アフィニティ)。
- E. すべての EC2 インスタンスを同一 AZ に配置して AZ 間転送コストを排除する。
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正解: C, D
AWS のデータ転送コスト削減には 2 つのアプローチが有効である。選択肢Cについて:同一 AZ 内・同一リージョン内の VPC ピアリング経由のプライベート IP 通信は無料だが、パブリック IP アドレスを使うと同一 AZ でも転送料が発生する。プライベート IP を確実に使用することでこのコストをゼロにできる。選択肢Dについて:AZ 間のデータ転送は双方向で料金が発生する(0.01USD/GB 等)。アプリケーション層でAZアフィニティを設定(ELB/ECS の AZ アフィニティ設定等)して同一 AZ 内での通信を優先することでAZ間転送コストを大幅に削減できる。選択肢AのTransit Gateway は VPC ピアリングより処理データ量に応じた料金が発生するため、単純なピアリング2VPCの場合はコスト増になることが多い。選択肢BのCloudFront 追加はコンテンツ配信コストの最適化であり、EC2 間の内部通信コスト削減には関係しない。選択肢Eのすべてを同一 AZ に配置すると可用性(AZ 障害への耐性)が失われ、運用上のリスクが非常に高い。
📚 関連サービスの解説: Amazon EC2