SAA-C03コストを最適化したアーキテクチャの設計MEDIUM単一選択

ある企業が、AWS のコンテナワークロードを Amazon ECS(Fargate)で運用しており、アプリケーションの負荷に応じてタスク数が増減している。安定的に稼働している最低限のタスク数(ベースライン 10 タスク)に対してコストを最適化したい。スパイク時には追加タスクが起動するが、ベースラインタスクのコストを削減する最も適切な方法はどれか。

  1. A. ECS タスク定義でタスクサイズを最小化してコストを削減する。
  2. B. AWS Compute Savings Plans(1 年・一部前払い)を購入し、ベースライン 10 タスク分のコンピューティング使用量をカバーする。スパイク時の追加タスクはオンデマンド Fargate で起動する。
  3. C. ベースライン 10 タスクをすべて Fargate Spot で実行する。
  4. D. ECS から EC2 起動タイプに変更して Reserved Instances でコストを削減する。
解答と解説を見る

正解: B

AWS Compute Savings Plans は EC2 だけでなく Fargate の使用量にも適用される。ベースライン 10 タスク分のコンピューティング(vCPU・メモリ使用量 × 時間)に相当する Compute Savings Plans(1 年コミット)を購入すると、最大 52% のコスト削減(一部前払いの場合)が実現できる。スパイク時の追加タスクはオンデマンド価格で課金されるため、コミットメントとオンデマンドを組み合わせた最適な構成になる。選択肢CのFargate Spot はコスト削減効果は大きいが、Fargate Spot は中断される可能性があり、ベースラインとして「常時稼働が必要なタスク」に Spot を使うと中断時にサービス影響が発生する。ステートレスで中断許容できるタスクのみに適用すべき。選択肢AのタスクサイズはアプリケーションのリソIC要件で決まるものであり、任意に最小化するとパフォーマンス問題が発生する可能性がある。選択肢DのEC2 起動タイプへの移行はEC2 インスタンスの管理・パッチ・クラスター管理の運用負荷が発生し、Fargate のマネージドサービスの利点を失う。

▸ この試験を本気で演習する(全150問・無料)