ある企業が AWS Organizations の一括請求を使って 30 以上のアカウントのコストを管理しています。財務チームは各アカウントのコストと、プロジェクト・部門別のコスト配分をリアルタイムに近い粒度で把握したいと考えています。また、月次の予算を超過しそうな場合は自動でアラートを送信したいと考えています。最小限の開発負荷で実現するアーキテクチャはどれですか?
- A. 全アカウントの CloudWatch メトリクスを集約し、カスタムメトリクスでコストを追跡するダッシュボードを構築する
- B. Lambda 関数を毎日実行して各アカウントの Cost Explorer API を呼び出し、DynamoDB にデータを蓄積して社内ポータルサイトに表示する
- C. AWS Cost and Usage Report を管理アカウントの S3 バケットに出力し、Athena と QuickSight でクロスアカウントのコスト分析ダッシュボードを構築する。AWS Budgets でアカウントおよびタグ別の予算アラートを設定する
- D. 各アカウントに Cost Explorer を有効化し、月次レポートを財務チームのメールアドレスに自動送信するスケジュール設定を行う
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正解: C
CUR(Cost and Usage Report)は組織全体の最も詳細なコストデータを提供し、管理アカウントの S3 に集約されます。Athena でクエリし QuickSight でビジュアライズすることで、部門・プロジェクトタグ別の詳細分析が可能です。AWS Budgets はアカウント別・タグ別の予算設定と SNS/メール アラートを低コードで実現できます。 A: CloudWatch はインフラメトリクス向けであり、AWS コストデータを直接追跡する機能はありません。カスタムメトリクスの構築は開発負荷が高くなります。 D: Cost Explorer の月次レポートは粒度が低く、部門・プロジェクト別の細かい分析や予算超過の自動アラートには対応していません。 B: Lambda を使ったカスタム集計は可能ですが、開発・運用負荷が高く、CUR + Athena + QuickSight の組み合わせより手間がかかります。
📚 関連サービスの解説: Amazon S3 ・ Amazon Athena