ある企業がオンプレミスのエンタープライズアプリケーション(SAP、Oracle E-Business Suite)を AWS に移行する際、アプリケーションのライセンス最適化も同時に行いたいと考えています。Oracle データベースのライセンスは CPU コア数に基づいており、AWS への移行後もオンプレミスのライセンスを持ち込む(BYOL: Bring Your Own License)予定です。Oracle ライセンスコストを最小化するには、どのインスタンス設定が最適ですか?
- A. Spot インスタンスで Oracle データベースを稼働させ、コストを削減する
- B. AWS が提供する Oracle ライセンス込み(License Included)の RDS for Oracle を使用する
- C. Oracle SE(Standard Edition)ライセンスを使用し、Amazon EC2 Dedicated Host を利用する。Dedicated Host は物理サーバー全体を占有し、ソケット数(vCPU 数ではなく物理コア数)に基づくライセンス計算が可能。Intel Broadwell などの 18 コアソケットの Dedicated Host を選択し、ライセンスコストを最小化しながら Dedicated Host 全体のキャパシティを活用する
- D. 最も多くの vCPU を持つ EC2 インスタンスを選択して処理性能を最大化する
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正解: C
Oracle の BYOL では、Amazon EC2 Dedicated Host を使用することで物理コア数に基づくライセンス計算が可能です(仮想 vCPU 数ではなく物理コア数でカウント)。Dedicated Host はお客様専用の物理サーバーを占有するため、Oracle のハードパーティション(Hard Partitioning)要件を満たします。適切なコア数の Dedicated Host を選択することでライセンスコストを最適化できます。 D: 多くの vCPU を持つインスタンスはライセンスコストを増加させます。Oracle ライセンスは使用するコア数に基づくため、必要最小限のコア数が重要です。 B: ライセンス込みの RDS for Oracle は Oracle が管理するライセンスを使用するため、BYOL(既存ライセンスの持ち込み)には対応していません。既存のオンプレミスライセンスを活用できません。 A: Spot インスタンスは中断リスクがあり、Oracle データベースのような本番ミッションクリティカルなワークロードには適していません。また Oracle の Hard Partitioning 要件も満たしません。
📚 関連サービスの解説: Amazon EC2