あるAI開発チームが、Microsoftの責任あるAI原則の「プライバシーとセキュリティ」に準拠したシステムを設計しようとしている。この原則に基づいた設計判断として適切なものを2つ選択してください。
- A. AIが生成した出力内容の正確性を向上させるため、外部の公開データベースとリアルタイムで連携する
- B. ユーザーの行動ログをAI学習の精度向上のためにユーザーの同意なしに収集する
- C. AIシステムが処理する個人情報を最小限に限定し、目的に必要な範囲のみのデータを収集する
- D. AIモデルの学習に使用した個人データを、モデルの再学習時に必要に応じて削除できる仕組みを設ける
- E. AIシステムのアルゴリズムと判断根拠をすべてのユーザーに公開して透明性を確保する
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正解: C, D
選択肢D(個人データを必要に応じて削除できる仕組み)はデータの「忘れられる権利」や保持期間管理に対応するプライバシー保護の実践であり、GDPRなどのデータ保護規制への準拠にも重要である。選択肢C(処理する個人情報を最小限に限定・目的範囲内のみ収集)は「データ最小化原則」であり、プライバシーとセキュリティの原則の核心的実践である。選択肢Bはユーザーの同意なしにデータを収集することであり、プライバシーとセキュリティの原則に明確に反する。選択肢Eはアルゴリズムの公開であり「透明性」の原則に関係するが、プライバシーとセキュリティの設計判断ではない。選択肢Aの外部データベースとのリアルタイム連携は精度向上策だが、プライバシーとセキュリティには直接対応しない(むしろデータ流出リスクになる可能性もある)。