ある企業が Azure ストレージアカウントのライフサイクル管理ポリシーを設計している。ライフサイクル管理ポリシーの機能と制限として正しいものを 2 つ選択してください。
- A. アーカイブ層のオブジェクトは、ライフサイクルポリシーによって自動的にホット層にリハイドレートできる
- B. ライフサイクル管理ポリシーはストレージアカウントあたり最大 1 つのポリシーしか設定できない
- C. バージョニングが有効な場合、現在のバージョンと旧バージョンに対して別々のルールを設定できる
- D. プレフィックスフィルターを使用することで、特定のコンテナ内の特定のパスのオブジェクトのみにルールを適用できる
- E. ライフサイクル管理ポリシーは Azure Files と Azure Queues にも適用できる
解答と解説を見る
正解: C, D
BLOB ストレージのバージョニングが有効な場合、ライフサイクル管理ポリシーでは現在バージョン(daysAfterModificationGreaterThan)と旧バージョン(daysAfterCreationGreaterThan)に対して独立したルールを設定できる。例えば、現在バージョンは 90 日後にクール層移動、旧バージョンは 30 日後に削除、といった細かい管理が可能である。プレフィックスフィルターを使用することで、「logs/2023/」のような特定のパスプレフィックスに一致するオブジェクトのみにルールを適用でき、コンテナ内の一部のデータだけにポリシーを適用できる。選択肢 E は誤りで、ライフサイクル管理ポリシーは BLOB ストレージ(および Azure Data Lake Storage Gen2)にのみ適用でき、Azure Files や Queue には適用できない。選択肢 A は誤りで、ライフサイクルポリシーではアーカイブからのリハイドレート(ホット/クール層への移動)はサポートされておらず、ポリシーによる自動リハイドレートは実行できない。選択肢 B は誤りで、1 つのポリシー内に複数のルールを定義でき、ルール数には制限があるがポリシー自体は 1 つのアカウントに 1 つ(ポリシー内に最大 100 ルール)。