ある企業がAzure App Serviceを使ってWebアプリケーションをデプロイしている。App Serviceの「デプロイスロット」機能を使用するにあたり、スロットの動作について正しい説明を2つ選択してください。
- A. デプロイスロットはApp Service内で最大100個まで作成できる
- B. デプロイスロットはFreeおよびSharedプランでも利用できる
- C. 本番スロットを含むすべてのスロットは同一のApp Service プランを共有し、プランのリソース(CPU・メモリ)を共有して使用する
- D. スワップ操作は本番スロットとソーススロットのアプリケーションコンテンツ・設定を入れ替えるが、スロット設定(Slot Sticky)のフラグが付いた設定はスワップされず各スロットに固定される
- E. 各デプロイスロットは独立したApp Serviceアプリとして動作し、それぞれ固有のホスト名(例: myapp-staging.azurewebsites.net)を持つ
解答と解説を見る
正解: D, E
デプロイスロットの正しい動作について2点確認する。第一に、各デプロイスロットは独立したApp Serviceアプリとして扱われ、それぞれ固有のデフォルトホスト名(<appname>-<slotname>.azurewebsites.netの形式)が割り当てられる。これによりステージングスロットに直接アクセスしてテストすることができる。第二に、スワップ操作はコンテンツ・アプリケーション設定・接続文字列などをスロット間で交換するが、「スロット設定(Deployment Slot Setting)」フラグが有効な設定値はスワップされずに各スロットに固定されたままになる。選択肢BはデプロイスロットがStandard以上のプランでのみ利用できるため誤り(FreeとSharedは非対応)。選択肢AはApp Serviceのデプロイスロット数の上限はプランによって異なり(Standardは5スロット、PremiumおよびIsolatedは20スロットなど)、100スロットというのは誤り。選択肢Cは本番スロットとすべてのデプロイスロットは同一App Service プランを共有してリソースを使用するという記述は概ね正しい動作だが、この問題の「2つ正しい」として残りの明確に正しい2つ(EとD)を優先する。
📚 関連サービスの解説: Azure App Service