ある金融機関が Azure 上の基幹システムに Azure Site Recovery を導入し、東日本リージョンから西日本リージョンへのレプリケーションを構成している。RTO は 1 時間、RPO は 15 分という要件がある。この要件を満たすための Azure Site Recovery の設定として最も適切な組み合わせはどれか。
- A. アプリ整合性回復ポイントのみを 30 分ごとに作成し、リカバリプランは設定しない
- B. クラッシュ整合性回復ポイントを 1 時間ごとに作成し、フェールオーバーテストを年 1 回実施する
- C. クラッシュ整合性回復ポイントを 5 分ごと・アプリ整合性回復ポイントを 1 時間ごとに作成し、定期的なフェールオーバーテスト(テストフェールオーバー)で RTO を検証する
- D. Recovery Services コンテナーのバックアップポリシーで「毎 15 分バックアップ」を設定し、フェールオーバーテストは実施しない
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正解: C
RPO 15 分の要件を満たすには、クラッシュ整合性回復ポイントを ASR の最小間隔である 5 分ごとに設定することで十分なバッファが確保できる。RTO 1 時間の達成は、フェールオーバー手順の自動化(リカバリプラン)と定期的なテストフェールオーバーによる手順時間の検証が不可欠である。アプリ整合性回復ポイントを適切な間隔で設定することで、フェールオーバー後のアプリケーション整合性も確保できる。選択肢Bはクラッシュ整合性回復ポイントが 1 時間ごとでは RPO 15 分を満たせない。選択肢Dは Azure Backup のバックアップポリシーの話であり、ASR の継続レプリケーションとは全く別の機能である。選択肢Aはアプリ整合性回復ポイント 30 分ごとではクラッシュ整合性の補完がなくデータ損失リスクが高く、リカバリプランなしでは RTO の安定達成が困難である。