ある企業が Azure Site Recovery を使ってオンプレミスの VMware 仮想マシンを Azure にレプリケーションしている。災害発生時に「最大 1 時間のデータ損失まで許容できる」という事業継続要件がある場合、この要件を表す指標として最も適切なものはどれか。
- A. RPO(Recovery Point Objective):データ損失の許容量を時間で表した指標
- B. MTTR(Mean Time to Repair):障害が発生してから修復完了までの平均時間
- C. RTO(Recovery Time Objective):システムが停止してから復旧するまでの目標時間
- D. MTBF(Mean Time Between Failures):障害と障害の間の平均稼働時間
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正解: A
RPO(Recovery Point Objective)はデータ損失の許容量を時間で表す指標であり、「最大 1 時間のデータ損失を許容」という要件は RPO = 1 時間と表現される。Azure Site Recovery の継続的レプリケーション(クラッシュ整合性回復ポイント)は 5 分間隔で作成できるため、この要件は容易に達成できる。選択肢CのRTO はシステムが停止してから復旧完了するまでの目標時間(ダウンタイムの許容量)であり、データ損失量とは別の概念である。選択肢BのMTTR は過去の障害から算出する実績値であり、事前の目標設定指標ではない。選択肢DのMTBF は障害間隔の信頼性指標であり、バックアップ・災害復旧計画における「許容データ損失量」とは関係がない。