ある中小企業が自社のWebアプリケーションをクラウドに移行することを検討している。現在は自社データセンターでサーバーを管理しており、ハードウェアの購入・維持・廃棄にかかるコストが経営課題になっている。クラウドに移行することで最も直接的に削減できるコストの種類はどれか。
- A. ライセンス費用:ソフトウェアの年間サブスクリプション費用
- B. CapEx(設備投資):サーバーやネットワーク機器などの初期購入費用
- C. 人件費:ITスタッフのトレーニングコスト
- D. OpEx(運用費用):月次のクラウド利用料金
解答と解説を見る
正解: B
クラウド移行の主なコストメリットは、CapEx(資本的支出)からOpEx(運用費用)への転換である。自社データセンターではサーバー・ストレージ・ネットワーク機器の購入という大きな初期投資(CapEx)が必要だが、クラウドでは使った分だけ支払う従量課金(OpEx)に切り替わる。選択肢Dは誤りで、クラウド移行後もOpExは発生する(削減されるのはCapExである)。選択肢Cの人件費はクラウド移行で増減する可能性があるが、ハードウェア管理コストの直接的な削減とは異なる。選択肢Aのソフトウェアライセンス費用はクラウドでも引き続き必要なケースが多く、直接削減されるとは言えない。