ある企業がオンプレミスに大量のデータ(数百TB)を保有しており、インターネット経由でAzureにアップロードしようとしたが、帯域幅の制約から何週間もかかることがわかった。大量データを迅速かつ安全にAzureに転送するために最も適切なAzureサービスはどれか。
- A. Azure Import/Export サービス(Azure Data Box):物理ディスクやアプライアンスでデータを配送してAzureに取り込む
- B. Azure ExpressRoute:専用回線でオンプレミスとAzureを接続する
- C. Azure File Sync:オンプレミスファイルサーバーをAzure Filesと同期する
- D. Azure CDN:コンテンツを世界中のエッジにキャッシュ配信する
解答と解説を見る
正解: A
Azure Data Box(Azure Import/Exportサービス)は、インターネット転送が非現実的なほど大量のデータを転送する場合に、AzureがData Boxアプライアンス(80TB〜1PB対応の物理デバイス)を顧客に配送し、顧客はオンプレミスデータをデバイスにコピーしてAzureに送り返す「ネットワーク外転送」の仕組みである。数百TBのデータをインターネット回線なしで迅速に転送できる。選択肢BのExpressRouteは専用回線で帯域幅を改善できるが、導入に時間とコストがかかり、転送自体は物理回線の帯域に依存する。選択肢CAzure File SyncはオンプレミスのWindowsファイルサーバーとAzure Filesを継続的に同期するサービスで、初回の大量データ転送の高速化には設計されていない。選択肢DのCDNは静的コンテンツの配信サービスであり、データ移行には使用しない。