ある企業がAzureでVMを使用したWebアプリケーションを運用している。VMに問題が発生した際にAzureが自動的に健全な状態のVMを提供し、計画メンテナンスの際にも一定数のVMが常に稼働を続けるようにしたい。最小限の設定変更で実現する方法はどれか。
- A. VNetの異なるサブネットにVMを配置する
- B. 各VMに高性能なSSD(Premium SSD)ディスクを接続して耐障害性を高める
- C. VMのAutomatic Shutdownを有効にして業務外時間にVMをシャットダウンする
- D. 可用性セット(Availability Set)を使用して、VMを複数の障害ドメインと更新ドメインに分散する
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正解: D
可用性セット(Availability Set)はVMを論理的に複数の「障害ドメイン(物理的に独立したサーバーラック)」と「更新ドメイン(計画メンテナンス時に順次再起動されるグループ)」に分散する機能である。障害ドメインへの分散により、1つのラックの電源・ネットワーク障害で複数VMが同時に停止しない。更新ドメインへの分散により、Azureの計画メンテナンス時に同時再起動されるVMの数を制限できる。可用性セット使用時のSLAは99.95%(単一VM比較で向上)。選択肢BのPremium SSD接続はディスクの耐障害性とIOPSを向上させるが、VM自体の可用性(複数VMの分散)とは別の話。選択肢AのVNetサブネット分割はネットワークの論理的な分割であり、VMの冗長化・可用性向上とは直接関係しない。選択肢CのAutomatic Shutdownはコスト削減のための自動停止機能であり、可用性を下げる設定である。
📚 関連サービスの解説: Azure Virtual Machines