ある企業が「クラウドの信頼性(Reliability)」の設計を検討している。「信頼性」の定義として最も正確なものはどれか。
- A. システムが毎秒100リクエストを処理できること
- B. すべてのデータが最高レベルの暗号化で保護されること
- C. 障害が発生した場合にシステムが回復でき、需要の変化に対応できること。インフラが分散されることで単一障害点を持たない構成を実現する
- D. システムへのアクセスが世界中のどこからでも同じ速度で応答すること
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正解: C
Azureのクラウドフレームワーク(Well-Architected Framework)における信頼性(Reliability)の定義は「システムが障害から回復できる能力と、需要変化に対応できる能力」である。具体的には、単一障害点(SPOF)の排除、複数データセンターへの分散(可用性ゾーン・リージョンペア)、自動フェールオーバー、バックアップと復旧計画の整備などを含む。選択肢Aの毎秒処理能力はパフォーマンス(Performance Efficiency)の観点であり、信頼性の定義ではない。選択肢Bのデータ暗号化はセキュリティ(Security)ピラーの内容であり、信頼性とは別の概念。選択肢Dの均一なレスポンス速度はパフォーマンスや可用性に関する話だが、信頼性の定義としては正確ではない。