DP-900コア データ概念MEDIUM単一選択

ある企業が、データ品質管理の重要性を社内で啓蒙しようとしている。データの「完全性(Completeness)」「正確性(Accuracy)」「一貫性(Consistency)」の3つのデータ品質特性のうち、「同じ顧客の氏名が、販売システムでは『田中 太郎』、顧客管理システムでは『田中太郎』(スペースなし)として登録されている」という問題が示しているデータ品質上の課題はどれか。

  1. A. 完全性の欠如:顧客の氏名フィールドに値が存在しない
  2. B. 正確性の欠如:顧客の氏名が実際の氏名とは異なる誤った値として登録されている
  3. C. 一貫性の欠如:同じエンティティを表すデータが異なるシステム間で形式・表記が不一致になっている
  4. D. 鮮度の欠如:顧客の氏名情報が古くなっており最新の状態を反映していない
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正解: C

同じ顧客を表すデータが複数のシステムで異なる形式・表記(スペースあり・なし)で登録されている問題は「一貫性(Consistency)の欠如」である。一貫性とは同一エンティティのデータが複数のシステム・テーブル間で矛盾なく整合していることを指し、表記ゆれや形式の不統一はこの問題に該当する。選択肢Aの完全性の欠如はフィールドの値が空(NULL)や欠損している場合の問題を指すが、本ケースでは両システムとも値は存在するため完全性の問題ではない。選択肢Bの正確性の欠如は登録されている値が実際のファクト(本人の真の氏名)と異なる場合の問題を指すが、本ケースでは氏名の値自体は正しく、システム間の表記形式が異なるという問題である。選択肢Dの鮮度(Timeliness)の欠如はデータが古く現在の状態を反映していない場合の問題であり、本ケースのシステム間表記不一致とは異なるデータ品質の軸である。

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