DP-900コア データ概念HARD単一選択

ある企業が「半構造化データ」を扱うシステムを設計している。半構造化データをリレーショナルデータベースに格納する場合と、ドキュメントデータベース(NoSQL)に格納する場合の、最も重要なトレードオフを正確に説明しているものはどれか。

  1. A. NoSQLドキュメントDBはACID トランザクションを完全にサポートしているため、半構造化データでも整合性はリレーショナルDBと同等である
  2. B. リレーショナルDBはスキーマ変更のたびにALTER TABLE が必要で整合性管理に優れる一方、スキーマが頻繁に変わる半構造化データではNoSQLドキュメントDBの方がスキーマ変更のコストが低く柔軟性が高い
  3. C. リレーショナルDBは必ずNoSQLより高速であり、半構造化データでもリレーショナルDBを選ぶべきである
  4. D. 半構造化データは常に非構造化データとして扱われるため、リレーショナルDBもNoSQLドキュメントDBも適しておらず、Blob ストレージのみが正解である
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正解: B

リレーショナルDBとNoSQLドキュメントDBの最も重要なトレードオフは「スキーマの柔軟性と整合性管理のバランス」にある。リレーショナルDBはスキーマが厳格に定義されているため、フィールド追加にはALTER TABLEが必要でスキーマ変更コストが高い。一方でデータ型・NOT NULL・外部キーなどの整合性制約が強力である。NoSQLドキュメントDBはスキーマレス設計でドキュメントごとに異なるフィールドを持てるため、スキーマが頻繁に変わる半構造化データに対して柔軟性が高い。選択肢CはリレーショナルDBが常にNoSQLより高速と断言しているが、これは正確ではない。半構造化データの柔軟な読み書きではNoSQLドキュメントDBの方が高速なケースがある。選択肢AはNoSQLドキュメントDBのACIDサポートをリレーショナルDBと同等と述べているが、多くのNoSQLDBはACIDトランザクションを部分的にしかサポートしておらず、リレーショナルDBの厳密なACIDとは異なる。選択肢DはBlobストレージのみが半構造化データの選択肢と主張しているが、Blobストレージはバイナリ・非構造化ファイルの保存に特化しており、クエリ可能な半構造化データ管理にはドキュメントDBが適する。

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