ある旅行予約サービスが、全世界 5 か国に顧客を持ち、各国でミリ秒レベルの低レイテンシで予約データを読み書きする必要がある。データは各国の規制要件によりその国のリージョンに主に保管しながらも、グローバルでの一貫性を維持したい。最も適切なデータサービスはどれか。
- A. Azure Cosmos DB — グローバル分散とマルチリージョン書き込みをネイティブにサポートする
- B. Azure Blob Storage — CDN を活用してグローバルに低レイテンシでコンテンツを配信する
- C. Azure Table Storage — 地理冗長ストレージ(GRS)でデータを複数リージョンに保管する
- D. Azure SQL Database — グローバル読み取りレプリカをフェイルオーバーグループで設定する
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正解: A
Azure Cosmos DB はグローバル分散データベースとして設計されており、単一の API 操作で任意の Azure リージョンにデータをレプリケートできる。マルチリージョン書き込み(マルチマスター)をサポートするため、各国のユーザーが最寄りのリージョンに書き込みでき、ミリ秒レベルの低レイテンシを実現できる。選択肢 D の Azure SQL Database のフェイルオーバーグループは読み取りレプリカを別リージョンに配置できるが、書き込みはプライマリリージョンに集中するため、全 5 か国でのマルチリージョン書き込みには対応できない。選択肢 C の Azure Table Storage の GRS はディザスタリカバリ目的のレプリケーションであり、低レイテンシのグローバル読み書き分散を目的とした設計ではない。選択肢 B の Azure Blob Storage と CDN はコンテンツ(画像・動画など)の読み取り配信には有効だが、予約データのような読み書きを伴うトランザクションデータには不適切である。
📚 関連サービスの解説: Azure Cosmos DB