DP-900Azure の非リレーショナル データMEDIUM単一選択

あるフィンテック企業が、トランザクションデータを Azure Cosmos DB に格納している。金融データとして、コミット済みの書き込みは必ず読めるようにしたいが、グローバル分散のパフォーマンスとのバランスも取りたい。「コミットされた書き込みは保証するが、最新でない可能性がある読み取りを許容する」整合性レベルとして最も適切なものはどれか。

  1. A. 最終的(Eventual)整合性 — 最終的には一致するが直後は古いデータを読み取る可能性がある
  2. B. 厳密(Strong)整合性 — 常に最新のコミット済み値を読み取れるが、グローバル書き込みレイテンシが高くなる
  3. C. セッション(Session)整合性 — 同一クライアントセッション内では単調読み取り一貫性を保証する
  4. D. 有界整合性制約(Bounded Staleness)— 設定した時間または操作数以内の遅れに限定した古さを許容する
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正解: D

有界整合性制約(Bounded Staleness)は、読み取りが書き込みより K 操作以内または T 時間以内に遅れることを保証する整合性レベルである。コミットされていないデータを読み取ることはなく、かつ厳密整合性ほど書き込みレイテンシが高くならないため、金融データで「コミット済み値のみ読む、かつ多少の遅れは許容」という要件に適合する。選択肢 B の厳密整合性はすべてのリージョンで最新値を保証するが、マルチリージョン書き込みでは大幅なレイテンシ増加を招く。選択肢 C のセッション整合性は自分のセッション内での単調読み取りのみを保証し、別セッション(別ユーザー)が古い値を読む可能性があるため金融データの厳密な要件には不十分な場合がある。選択肢 A の最終的整合性はパフォーマンス最優先でコミット済みかどうかも保証されず、金融トランザクションには不適切である。

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