ある企業が、大量の非構造化データ(ログファイル)を Amazon S3 に保存している。データは日次で追加され、最初の 7 日間は分析が頻繁に行われ、7〜30 日間は週 1 回程度のアクセスがあり、30 日〜1 年間はコンプライアンス要件で保存が必要だが実際のアクセスはほぼない。1 年以降は削除可能である。アクセスパターンに合わせて最適なストレージコストを実現する S3 ライフサイクルポリシーの設定はどれか。
- A. S3 Intelligent-Tiering を使用してすべての段階を AWS に自動管理させる。
- B. S3 Standard(0〜7 日)→ S3 Glacier Deep Archive(7 日以降)→ 1 年後に削除するライフサイクルポリシーを設定する。
- C. S3 Standard(0〜7 日)→ S3 Standard-IA(7〜30 日)→ S3 Glacier Instant Retrieval(30 日〜1 年)→ 1 年後に削除するライフサイクルポリシーを設定する。
- D. すべてのデータを S3 Standard に保存し、1 年後に削除する。
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正解: C
各アクセスパターンに最適なストレージクラスを割り当てるライフサイクルポリシーが、各フェーズのコストを最小化する。0〜7 日は頻繁なアクセスで S3 Standard が適切。7〜30 日は週 1 回程度のアクセスで Standard-IA(Standard の 60% 安、取得はミリ秒)が適切。30 日〜1 年はほぼアクセスなしで Glacier Instant Retrieval(Standard の 80% 安、ミリ秒取得)が適切(ほぼアクセスがないが万一のアクセスに対してミリ秒応答が可能)。1 年後は削除する。選択肢DはすべてStandard で 1 年間保持する最もコストが高い設定。選択肢BはGlacier Deep Archive(7 日以降すべて)は 12〜48 時間の取得遅延があり、7〜30 日の週 1 回アクセス要件(迅速な取得が必要な場合)を満たさない可能性がある。選択肢AのIntelligent-Tiering も有効だが、オブジェクト単位のモニタリング費用が発生し、明確なアクセスパターンがわかっている場合はライフサイクルポリシーの方がコスト効率が高い。
📚 関連サービスの解説: Amazon S3