ある企業がアラートの通知疲れ(アラートファティーグ)を解消するため、業務時間外(土日・夜間)に発生するメンテナンス関連のアラートを担当者へ通知しないように設定したいと考えている。アラートルール自体は維持したまま、通知のみを抑制する最も適切な Azure の機能はどれか。
- A. アラートルールの「重大度(Severity)」を Info レベルに変更し、担当者が重要度の低いアラートを手動で無視するように運用する
- B. アラートルールの「アラートのしきい値」を業務時間外に高く設定する Azure Automation Runbook を作成し、スケジュール実行する
- C. アクショングループから対象担当者のメールアドレスを一時的に削除し、業務時間外にはアクショングループが空になるようにする
- D. Azure Monitor のアラート処理ルール(Alert processing rules)を使用し、特定のスケジュール・スコープで通知を抑制する
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正解: D
アラート処理ルール(Alert processing rules)は、アラートルールはそのままに通知のみを特定の期間・スコープで抑制(Suppression)したり、アクショングループを上書きしたりできる機能である。曜日・時間帯のスケジュールを設定できるため、土日・夜間の通知抑制要件にぴったり対応する。選択肢Aはアラート自体の重大度を変更するものであり、重要なアラートの見逃しリスクがあるほか、「通知しない」という要件は満たさない。選択肢Cはアクショングループを手動で変更する方法で、業務時間外のたびに手作業が発生し、復元忘れのリスクもある。選択肢BはRunbook でしきい値を動的変更する方法だが、実装・テスト・保守の工数が大きく、アラート処理ルールで同じことがノーコードで実現できるため適切でない。
📚 関連サービスの解説: Azure Monitor