ある企業が Azure Blob Storage に機密性の高い契約書類を保管している。書類はアップロードされると 90 日間はホット層でアクセス可能にし、91 日以降は自動的にクール層へ移行し、さらに 1 年後(365 日)に自動的に削除したい。この要件を最小限の運用負荷で実現する機能はどれか。
- A. Azure Data Factory — パイプラインを定義して定期的に Blob を別アカウントに移動・削除する
- B. Azure Logic Apps — 毎日スケジュール実行して Blob のメタデータを確認し、条件に応じて層を移行・削除する
- C. Azure Blob Storage のライフサイクル管理ポリシー — ルールを定義するだけで層移行・削除を自動実行する
- D. Azure Functions — タイマートリガーで Blob リストを取得し、作成日時を判定してアクションを実行する
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正解: C
Azure Blob Storage のライフサイクル管理ポリシーは、Blob の作成日や最終アクセス日から起算して自動的に層移行(ホット→クール→アーカイブ)や削除を実行できる機能である。JSON または GUI でポリシールールを定義するだけでよく、追加のコンピューティングリソースやスクリプトが不要で最小限の運用負荷を実現できる。選択肢 B の Azure Logic Apps は柔軟なワークフロー自動化が可能だが、Blob の作成日を毎日チェックして条件分岐するロジックを設計・維持するコストが発生し、ライフサイクルポリシーより運用負荷が高い。選択肢 D の Azure Functions も同様に実装・保守コストが発生する。選択肢 A の Azure Data Factory はデータ統合・ETL パイプライン向けサービスであり、単純なストレージのライフサイクル管理に使うには大げさで費用も高くなる。
📚 関連サービスの解説: Azure Blob Storage