ある企業がAzure VMのワークロードを可用性ゾーン対応に移行しようとしている。現在、可用性セット内で実行されているVMを可用性ゾーンに移行するための正しいアプローチはどれか。なお、ダウンタイムは最小限にしたいが、完全にゼロにする必要はない。
- A. 可用性セット内のVMは「移動」操作で可用性ゾーンに直接移行できる(VMの再作成は不要)
- B. Azure Resource Moverを使って可用性ゾーン対応のVMとして再作成する、または既存VMのディスクのスナップショットを取ってゾーン対応の新規VMを作成し元のVMを削除する
- C. 既存のVMのプロパティで可用性ゾーンの番号(1/2/3)を変更すれば、VMが自動的にそのゾーンに移動する
- D. 可用性セットから可用性ゾーンへの移行はAzureではサポートされておらず、完全に新しいインフラを手動構築するしかない
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正解: B
AzureのVMは作成後に可用性セットと可用性ゾーンの間で直接移行することはできない(これらはVM作成時にのみ設定できる不変のプロパティに近い)。移行するためには、既存VMのOSディスクとデータディスクのスナップショットを取得し、そのスナップショットからゾーンピン留め対応の新規VMを作成する方法か、「Azure Resource Mover」ツールを使って既存VMをゾーン対応として再配置・再作成する方法が一般的。いずれもVMの再作成が伴い短時間のダウンタイムが発生するが、スナップショットを事前に取っておけばデータを保持したまま移行できる。選択肢Aは「移動」操作で直接移行できるという誤り(可用性セットとゾーンの切り替えはVMの再作成なしには不可)。選択肢Cは既存VMのゾーンプロパティを変更できないため誤り(作成後は読み取り専用)。選択肢DはAzure Resource Moverがサポートされているため誤り。
📚 関連サービスの解説: Azure Virtual Machines